【ラグナクリムゾン】オルトゾラとタラテクトラについて解説! 強さ・能力は

俺tueeeeだけど敵もyabeeeeな日本一熱い少年漫画、『ラグナクリムゾン』。

 

主人公であるラグナが、数多くの敵キャラと戦うのが魅力的な漫画ですが、中でも、最もラグナ達が長期的な戦いを強いられた名悪役がいます。

 

それが、翼の血族第五位『タラテクトラ』と、翼の血族第六位階『オルトゾラ』です。

 

本日は、この二名を解説しながら深掘りしていきたいと思います。

※ネタバレあり、本編11巻まで読んでから読んでください。

 

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翼の血族第五位階『タラテクトラ』

 

まずはタラテクトラについて解説していきたいと思います。

 

翼の血族第五位階 爆塊竜『タラテクトラ』

「我に血族としての才覚なし あるのは人の頃より鍛え上げた武 それのみ!」

 

主に体術を使いこなして攻撃してくる武闘派キャラです。

 

作中でも名言されている通り、血族の資質がほとんどなく、努力のみで成り上がってきました。

 

竜になってから人の姿を得るのに二十年かかっていて、上位竜の中で最長クラスに長く、平均の二倍も掛かっている計算になります。この期間は、血族としての才能を表しているので、如何に彼に才能がないのかがわかります。

 

オルトゾラで一年、ディザストロワで一月、カムイは二日未満しか時間をかけていない事を考えると、二十年はかかりすぎですねw

 

しかし、彼に才能は関係ありません。

 

武人として積み上げてきた武があるからです。

 

クリムゾン曰く、厄介度ではウォルテカムイの次に位置し、人竜戦争編ではラグナをぎりぎりまで追いつめていました。

 

特に恐ろしいのは何が何でも目的を実行する執念で、ラグナとの決着が着いてからも相打ちまでもっていくために奮闘しました。これこそ正にクソ粘り!

 

本当に厄介な相手でした。

 

ちなみに能力は、他の上位竜と違ってこれといったものがありません。

 

魔法の才能が無いので、使う技といえば自身の血を燃やすか爆発させるかくらいです。

 

しかしこれが中々に強く、必殺技の三合腕轟震砲の威力は中々馬鹿にできません。

 

例え本気を出せなかったとしても、ラグナ相手に一勝をもぎ取っているので、血族内では上位の実力者に入るでしょう。

 

 

翼の血族第六位階『オルトゾラ』

次はオルトゾラについて解説していきたいと思います。

 

翼の血族第六位階 狂操竜『オルトゾラ』

「来なさい銀器姫 胸を貸してあげる 授業料は命よ」

 

能力は薬物生成で、生物を即死させる劇薬から、催眠状態にする薬まで様々な薬を、霧状にして散布することが可能です。

 

クリムゾン曰く、厄介なのは自軍に薬物を使用した場合で、薬漬けにされて脳のリミッターを外された味方の戦闘力は1.5倍から3倍にまで引き上げられます。

 

バフとデバフを同時に使用できることから、一人いるだけで戦況が大きく変化するキャラです。

 

普段はお姉口調で面白キャラですが、不意に素に戻ると中々の威圧感を出してきます。

 

翼の血族の軍師としての役割を果たしており、人竜戦争編ではクリムゾン・銀器姫相手に高度な頭脳戦を披露していました。

 

基本的に頭がよく回るので、一対一のタイマンよりかは集団戦で力を発揮するタイプですが、決して戦闘力が低いわけではなく、最終決戦では捨て身の技である狂化率300%で銀装兵団達を圧倒しています。

 

戦争編ではクリムゾンが味方にいたからこそよかったものの、そうでなかったらすぐに負けていたでしょう。

 

 

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二人の関係性

オルトゾラとタラテクトラは、人間の頃は太陽神教に属しており、滅竜導師であるラクーシャ姫率いる兵団に属していました。

 

今の銀装兵団のような部隊で、二人が時おり銀器姫にラクーシャ姫を被せて見ていたのは印象に残った人も多いでしょう。

 

ちなみに、二人は親友という関係性でした。

 

信頼できる仲間と敬愛する主君を持ち、順風満帆ともいえる生活を送っていた彼らですが、ある時姫をウォルテカムイに殺され、状況が一転します。

 

最終的に翼の血族の一員にさせられ、愛する主人を殺されたことの怨みさえも持てない状態で、仇であるはずのアルテマティアに従うことになります。

 

こう見ると中々にハードな人生を送っていますねw

 

翼の血族に加わった後も、二人は互いを友として接し、ゾラはタラテクトラをタラちゃんと呼び、タラテクトラはゾラの事を友と呼んでいます。

 

作中では二人の互いに対する信頼が色濃く見て取れます。

 

タラテクトラがラグナによって腕を粉砕された際にはゾラが

「まさか、あなたをそこまで追い込む人間がいるとはね」

と発言しており、またゾラが銀器姫にラクーシャ姫を重ねて誤った判断をした時にもタラテクトラは彼のその判断に身を委ねました。

 

最終的にラグナ達は、二人の信頼の隙をついて勝利する形になりましたが、そもそもその信頼によって苦戦していた一面もあるので、銀器姫がラクーシャ姫に似ていたことによる敵側のデバフがなければ、勝利をもぎ取る事は出来なかったでしょう。

 

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ラグナ達との対比

タラテクトラとオルトゾラは、ラグナとクリムゾンにどこか似ています。

 

例を挙げると、

 

両名の関係性が互いに戦闘員と軍師

 

才能が無く、努力の積み重ねのみで強くなったラグナとタラテクトラ。

 

非常に頭の切れるクリムゾンとゾラ。

 

特にクリムゾンとゾラに関しては、互いに互いの事を性格の悪い屑と呼んでおり、似た者同士である事がわかります。

 

しかし一方で、対比して描かれていることがよくあります。

 

こちらも例を挙げると、

 

仲の良いタラゾラと相反して仲の悪いラグナクリムゾン。

 

相手を凍らせるラグナと、自身を燃やすタラテクトラ。

 

基本的にクリムゾンのいう事を聞かないラグナと、オルトゾラの命令は絶対聞くタラテクトラ。

 

互いに信頼のあるタラゾラと、殆ど信頼のないラグナクリムゾン。

 

等々、主に二人の関係性にフォーカスしている事が多いです。

 

翼の血族編の中ボスなだけあってよく作りこまれていますね。

 

個人的に大好きな二人組なので、退場してしまったのは悲しいですが、安らかに眠って欲しいです。

 

あと、二人の過去編はどこかで見てみたいですねw

 

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というわけで、本日はラグナクリムゾンの戦争編に登場する、オルトゾラとタラテクトラについて解説していきました。漫画では既に出番を終えていますが、アニメでは現在戦っている最中なので、活躍を見守っていきたいですね。

 

それではまたどこかでお会いしましょう。

 

 

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出典 

TVアニメ『ラグナクリムゾン』 「ラグナクリムゾン」製作委員会

TVアニメ「ラグナクリムゾン」公式サイト

漫画『ラグナクリムゾン』 株式会社スクウェアエニックス